【サラリーマン向け】年末調整・確定申告に向けてこれだけは押さえてほしい

お金

年末調整・確定申告とは

 年末調整:年末調整とは1年間で納めるべき所得税をきちんと計算し、過剰に支払っていた場合には還付、不足していた場合には徴収される手続きをいいます。

サラリーマンであれば書類を提出して会社で計算してくれるため、特別なプロセスは不要です。

 確定申告:確定申告とは年末調整では計算のできないものや年末調整の提出漏れ等に対策できる手続きです。

確定申告は一般的に個人が行うべきとされておりますので年末調整よりも煩雑であることは確かですが、行うことにより還付金が見込める場合にはぜひとも行ってほしいものです。

年末調整で対応できるもの

年末調整できるものは主に下記の3つです。

  • 生命保険料・地震保険料控除
  • 住宅借入金特別控除(2年目以降)
  • 寄付金控除(ふるさと納税ワンストップ特例制度適用時)

確定申告でしか対応できないもの

年末調整では対応できず、確定申告することとなるのは主に下記4点に該当した方です。

  • 医療費控除またはセルフメディケーション税制
  • 寄付金控除(ふるさと納税を含む)
  • 2ヶ所以上から給与が支払われている場合
  • 住宅借入金特別控除(初年度)

ここでの注意点ですが、ワンストップ特例制度を利用したふるさと納税をした方でも確定申告する際には寄附金控除の金額に再度記載が必要な点です。

ワンストップ特例制度は年末調整のみの方には有効ですが、確定申告した方には無効となってしまうため確定申告する見込みのある方は最初からワンストップ特例制度を利用する必要はないでしょう。

年末調整・確定申告に向けて

サラリーマンの方がおおむね当てはまりそうなことについて書きました。

肌寒くなってきており今年も終わりが近づいてきましたが、少しづつ準備を進めて行きましょう。

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